フィリピンを食から覗いてみよう
今回は9ヶ月間のフィリピンで触れた何気ない生活から
フィリピンならではの食について書いていきます。
フィリピンの食文化
とにかく食べることが大好きなフィリピン人、ミリエンダと言うおやつの時間があります。オフィシャルおやつの時間とでも言うのでしょうか、さっきお昼食べたけどその2.3時間あとにはパスタや揚げ物がおやつとして出てきます。
朝昼夜のご飯の量が少ないなと感じていたのでおやつで全体的にバランスが保たれているのかなと思います。
ご飯無しには何も語れないフィリピン。
フィリピン料理は家庭的な味がして本当に美味く今でも忘れられない味です。
会議でも仕事中でもお腹が減っては戦にならぬ。と言うことでご飯先に食べよ〜となります。そのせいか挨拶も『おはよう』じゃなくて『ご飯食べた?』と聞いたりするところもフィリピンならではですね。
コメが大好き!チキンが好き!パスタが好き!
コメがなかったらそれはご飯ではないと言われました笑
マックにはチキンが売ってます。もうハンバーガー屋の半分の領域を占めているんじゃないかと思うくらいにチキンチキンです。正直、マックとジョリビーにあまり違いはないように思うくらいチキンです。
パスタは公式誕生日フードです。誕生日にはパスタとケーキ、もちのお菓子、が大体並んでいます。フィリピンのパスタは甘い、売り場ではイタリアン、フィリピン味の枠組みで区別化されています。
そしてフィリピンは煮物、スープ、揚げ物が中心です。
田舎のご飯屋さんではあまり生野菜は見なかったです。
また、都会でも野菜は比較的高いなと感じました。お肉は基本豚が多く、豚中心の料理が豊富です。お祝いの際には豚を丸ごと丸焼きにしてみんなで分け合いながら食べます。
お肉の売り方は衝撃的で生身のまま外で売られているので現地の人もお水でよく洗ってから調理します。
基本フライドライスやフライドエッグなど揚げ物が好まれていました。
両親の共働きや女性の社会進出が世界に比べ進んでいるせいか、子供達はほとんど料理を家庭のなかで学び、自分たちで作れるようになっています。
街中ではおそらく10種類以上は同時に作っているようなお母さん達が個々の家で営むご飯屋さんが多くあり、お昼はどこでも家庭的なお母さんの作ったご飯を食べることができます。
歴史的に多くの国から植民地化されていたこともあり、海外の食文化がそのまま染みついているようにも思いました。
春巻きやお餅はおそらく中国からで現地ではルンピア(バナナの春巻き)上海ルンピア(本場の春巻きのようにお肉が入っている)などいろんな文化が混ざっているようなところも感じました。
モールに行ってみると中華料理、日本料理、ベトナム料理、、、その種類の多さにびっくりします。
何と言っても手でご飯を食べる文化は初めてだったのでびっくりしました。
手で食べるとさらにご飯が美味しくなるよと言われて私もよくやっていました。
あとはスプーンとフォークを両手に持って食事をする方法とかもフィリピンならではだと思います。
日本料理屋さんもたくさんあるので箸の持ちかたを知っている人もいます。
日本料理は現地でとてもブランド力があるように思います。ラーメンやお好み焼き、うどん屋さんまで、、
都会では日本食がブームなのかと思うほどに立ち並んでいます。某うどんチェーンの大行列にはさすがに驚きました。。